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今日の為替市場ポイント:リスク回避的なドル売りがただちに拡大する可能性低い


13日のドル・円は、東京市場では131円27銭から132円30銭まで上昇。欧米市場では132円13銭から132円91銭まで続伸し、132円40銭で取引終了。本日14日のドル・円は主に132円台で推移か。米インフレ緩和の期待はあるが、株高を意識してリスク回避的なドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

14日に発表される1月米消費者物価指数(CPI)は前年比+6.2%程度、同コア指数は前年比+5.5%程度と予想されている。上昇率はいずれも12月実績を下回る見込みだが、市場予想を下回った場合、早期利下げ観測が再浮上する可能性がある。現時点で米政策金利の最終到達点は5%を超える見込みだが、今後発表されるインフレ関連の数値が市場予想を上回った場合、米政策金利の最終到達点は5.25-5.50%まで上昇するとの見方が多いようだ。この場合、米国株式の下落が予想されるものの、日米金利差拡大を想定してリスク選好的なドル買い・円売りは強まる可能性がある。

《CS》

 提供:フィスコ

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