C&Gシステムズ---22年12月期は2ケタ増収増益、期末配当の増配を発表
C&Gシステムズ<6633>は10日、2022年12月期の連結業績を発表した。売上高が前期比 18.1%増の44.21億円、営業利益が同64.7%増の4.55億円、経常利益が同35.6%増の5.12億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同34.2%増の2.93億円となった。
CAD/CAMシステム等事業の売上高は前期比6.1%増の34.17億円、セグメント利益は同23.3%増の3.00億円となった。海外ではコロナの影響を受け需要が回復しない地域もあったが、下期には多くの地域で回復傾向が見られ、また国内では第1四半期連結会計期間に設備投資が持ち直したことなどから製品販売が堅調に推移した。
金型製造事業の売上高は前期比91.1%増の10.04億円、セグメント利益は同370.0%増の1.55億円となった。オンラインツールを活用し来期以降の売上につなげるための受注活動に注力した。当連結会計年度は、2021年下期から2022年上期にかけて受注が好調に推移したことに加え、円安の影響により円換算では収益がさらに拡大した。
2023年12月期通期の連結業績予想については、CAD/CAMシステム等事業は堅調に推移する見込みであるものの、金型製造事業は自動車モデルチェンジの谷間に入り好調であった2022年度と比較して減収減益予想としていることから、売上高が前期比6.6%減の41.31億円、営業利益が同31.6%減の3.11億円、経常利益が同31.7%減の3.49億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.9%減の2.08億円を見込んでいる。
また、同日、2022年12月期の期末配当金について、前回予想から3.00円増額の13.00円とすることを発表した。これにより、2022年12月期の1株当たり配当金は、年間で13.00円(前期比3.00円増配)となる。
《NS》
提供:フィスコ