オープンドア---3Qも2ケタ増収、国内旅行市場の回復をうけ売上高は大幅に増加
オープンドア<3926>は3日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比65.3%増の14.65億円、営業損失が0.82億円(前年同期は5.05億円の損失)、経常損失が0.36億円(同4.12億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.61億円(同4.15億円の損失)となった。
海外旅行市場に関しては、新型コロナウイルスによる各国の入出国規制が緩和されたことにより、業務渡航及び一部方面のレジャー旅行が回復傾向にあったが、依然として旅行需要は低い水準で推移した。また、国内旅行市場に関しては、コロナ感染者数が10月を底に再び増加したが、政府の観光需要喚起策「全国旅行支援」の実施や団体旅行などにより回復基調で推移した。このような状況のもと、同社の旅行関連事業においては将来の旅行需要の回復期に向け、引き続きユーザー利便性向上のためのシステム開発を進めてきた。
2023年3月期通期の連結業績予想については、現段階において合理的に予測することが困難なことから未定とし、業績予想の開示が可能となった段階で速やかに開示するとしている。
《SI》
提供:フィスコ