<動意株・10日>(前引け)=東京綱、ジャムコ、エネチェンジ
東京製綱<5981>=上値追い鮮烈。ワイヤーロープのトップメーカーで、炭素繊維と熱硬化性樹脂を複合化し、より合わせて成形した炭素繊維ケーブル(CFCC)の需要獲得が進んでいる。CFCCは世界10カ国で特許を取得しており、米国を中心とした橋梁向けで実績が高い。足もとの業績もCFCCの販売拡大や製品価格の引き上げ効果などを反映し、会社側の想定を上回って好調な推移をみせている。9日取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表しており、最終利益は従来予想の21億円から22億円(前期比69%増)に増額した。更に年間配当も従来計画の30円から35円に見直しており、これを好感する投資マネーが流れ込んだ。PBRは0.6倍台と依然として極めて割安圏に位置していることで、一段の水準訂正余地が意識されている。
ジャムコ<7408>=急伸。9日の取引終了後に発表した23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算は、売上高が前年同期比18.7%増の318億7300万円、最終損益が12億3100万円の黒字(前年同期は8億5200万円の赤字)だった。最終黒字を確保したことを評価した買いが集まったようだ。航空機の内装品を手掛ける事業では、運航機数の増加に伴ってスペアパーツの販売が増加した。ビジネスクラス・シートの出荷の開始も寄与した。
ENECHANGE<4169>=物色人気。同社は電力・ガス切り替えプラットフォーム「エネチェンジ」などの運営のほか、電力・ガス会社向けにクラウドを使ったデジタルトランスフォーメーション(DX)支援サービスを提供するが、電気自動車(EV)の充電事業への展開にも積極的に取り組んでいる。9日取引終了後、EV充電器の設置・運営を手掛け東京電力ホールディングス<9501>を筆頭株主とするe―Mobility Power(東京都港区)と業務提携することを発表、これを材料視する買いが集まった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ジャムコ<7408>=急伸。9日の取引終了後に発表した23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算は、売上高が前年同期比18.7%増の318億7300万円、最終損益が12億3100万円の黒字(前年同期は8億5200万円の赤字)だった。最終黒字を確保したことを評価した買いが集まったようだ。航空機の内装品を手掛ける事業では、運航機数の増加に伴ってスペアパーツの販売が増加した。ビジネスクラス・シートの出荷の開始も寄与した。
ENECHANGE<4169>=物色人気。同社は電力・ガス切り替えプラットフォーム「エネチェンジ」などの運営のほか、電力・ガス会社向けにクラウドを使ったデジタルトランスフォーメーション(DX)支援サービスを提供するが、電気自動車(EV)の充電事業への展開にも積極的に取り組んでいる。9日取引終了後、EV充電器の設置・運営を手掛け東京電力ホールディングス<9501>を筆頭株主とするe―Mobility Power(東京都港区)と業務提携することを発表、これを材料視する買いが集まった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS