太平洋セメが大幅5日続伸、23年3月期業績予想を下方修正も織り込み済み
太平洋セメント<5233>が大幅高で5日続伸している。9日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を8440億円から8100億円(前期比14.4%増)へ、営業利益を130億円から40億円(同91.4%減)へ、最終損益を160億円の赤字から260億円の赤字(前期289億7100万円の黒字)へ下方修正したが、織り込み済みとの見方が強く、アク抜け感から買われているようだ。
国内におけるセメント販売価格の値上げの進捗の遅れに加えて、中国における新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う景気低迷を受けたセメント需要の減少が響く。なお、同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高6003億4800万円(前年同期比13.7%増)、営業利益33億9200万円(同91.4%減)、最終損益176億6500万円の赤字(前年同期295億8500万円の黒字)だった。
出所:MINKABU PRESS
国内におけるセメント販売価格の値上げの進捗の遅れに加えて、中国における新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う景気低迷を受けたセメント需要の減少が響く。なお、同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高6003億4800万円(前年同期比13.7%増)、営業利益33億9200万円(同91.4%減)、最終損益176億6500万円の赤字(前年同期295億8500万円の黒字)だった。
出所:MINKABU PRESS