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今日の為替市場ポイント:米長期金利低下でリスク選好的なドル買い拡大の可能性低い


8日のドル・円は、東京市場では130円72銭から131円38銭まで強含み。欧米市場では130円60銭まで下げた後、131円54銭まで買われており、131円42銭で取引終了。本日9日のドル・円は主に131円台で推移か。米長期金利の低下を受けてリスク選好的なドル買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

報道によると、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は8日、米国のインフレは低下が見込まれるものの、インフレ目標2%の達成に向けた戦いは長期化し、引き締め的な金融政策が予想より長期にわたり維持される可能性があるとの見方を伝えた。ウォラーFRB理事は「食料、エネルギー、住宅の価格が今年は緩やかになる兆しが出ている」と指摘。ただ同氏は「インフレの急速な低下を示すシグナルは見られていないため、2%インフレの達成には長期戦を覚悟している」と述べている。

市場参加者の間からは「米インフレのピークは過ぎたが、サービス部門の需要は衰えていないため、インフレの一段の緩和が確認されるまでFRBは金利引き下げに着手できない」との声が聞かれている。一部では「米政策金利は5.25%-5.50%に到達した後、9カ月程度はその水準にとどまる可能性がある」との見方も出ている。

《CS》

 提供:フィスコ

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