村田製など電子部品株が高い、米アップルが決算通過後に買われ足もとの円安も追い風
村田製作所<6981>をはじめTDK<6762>、京セラ<6971>など電子部品株が軒並み堅調な値動きをみせている。前週末の米国株市場では、その前日に決算を発表したアップル<AAPL>が買われ、昨年10月28日以来約3カ月ぶりの高値をつけた。売上高と一株利益が市場コンセンサスを下回ったものの、スマートフォンの売れ行き低迷は事前に織り込まれており、今後利益率の改善を見込んでいることなどが好感され、空売り筋の買い戻しを誘発した。これを受けて、東京市場でもアップルの有力サプライヤーである電子部品株に買いが優勢となっている。また、外国為替市場では1ドル=132円台まで急速に円安が進んだことも追い風材料となった。
出所:MINKABU PRESS
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