川崎汽船が後場上げ幅を拡大、23年3月期営業利益及び配当予想を上方修正
川崎汽船<9107>が後場上げ幅を拡大している。午前11時30分ごろ、23年3月期の連結業績予想について、売上高を9200億円から9400億円(前期比24.2%増)へ、営業利益を800億円から850億円(同4.8倍)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を100円から300円へ引き上げたことが好感されている。
半導体供給制約などによる乗用車生産への影響はあるものの、自動車船事業で引き続き旺盛な貨物需要が見込まれることなどが要因としている。なお、最終利益は、コンテナ船市況の下落や、期末為替想定の変更及び期央以降の急激な為替変動に伴う一過性の為替差損の発生などにより、7000億円から6500億円(同1.2%増)へ下方修正した。
同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高7287億9100万円(前年同期比31.0%増)、営業利益805億9300万円(同3.5倍)、純利益6382億2100万円(同50.8%増)だった。主にドライバルクにおける輸送需要の増加や、自動車船事業を含む製品物流における新型コロナウイルス感染拡大の影響からの回復を受けて営業利益が増加。持ち分法適用関連会社オーシャンネットワークエクスプレスの業績好調なども寄与した。
出所:MINKABU PRESS
半導体供給制約などによる乗用車生産への影響はあるものの、自動車船事業で引き続き旺盛な貨物需要が見込まれることなどが要因としている。なお、最終利益は、コンテナ船市況の下落や、期末為替想定の変更及び期央以降の急激な為替変動に伴う一過性の為替差損の発生などにより、7000億円から6500億円(同1.2%増)へ下方修正した。
同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高7287億9100万円(前年同期比31.0%増)、営業利益805億9300万円(同3.5倍)、純利益6382億2100万円(同50.8%増)だった。主にドライバルクにおける輸送需要の増加や、自動車船事業を含む製品物流における新型コロナウイルス感染拡大の影響からの回復を受けて営業利益が増加。持ち分法適用関連会社オーシャンネットワークエクスプレスの業績好調なども寄与した。
出所:MINKABU PRESS