郵船は後場売られる、今期最終益予想の下方修正を嫌気
日本郵船<9101>が午後場に売られ、この日の安値をつけた。正午に23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算の発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しを従来の1兆300億円から前期比微減の1兆円に下方修正した。増益予想から一転して微減益の計画となったことを嫌気した売りが優勢となった。
売上高の見通しは2兆7000億円から2兆6000億円(前期比14.0%増)に引き下げた。営業利益の見通しは上方修正している。定期船事業ではコンテナ船部門の輸送需要と短期運賃市況の改善に一定の時間を要すると判断。航空運送事業でも輸送需要の減退と運賃市況の下落が響く。年間配当予想は据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
売上高の見通しは2兆7000億円から2兆6000億円(前期比14.0%増)に引き下げた。営業利益の見通しは上方修正している。定期船事業ではコンテナ船部門の輸送需要と短期運賃市況の改善に一定の時間を要すると判断。航空運送事業でも輸送需要の減退と運賃市況の下落が響く。年間配当予想は据え置いた。
出所:MINKABU PRESS