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NY為替:ECBや英中銀も利上げ停止に近づく、欧州通貨安・円高の相場展開に


2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円09銭へ下落後、128円92銭まで上昇し、128円68銭で引けた。欧州中央銀行(ECB)や英中銀のハト派的な利上げを受けたクロス円絡みの円買いや米10-12月期単位労働コスト速報値が予想以上に鈍化したためドル売りが優勢となった。その後、欧州通貨安に対しドルが堅調に推移し下げ止まった。

ユーロ・ドルは、1.1004ドルから1.0886ドルまで下落し、1.0910ドルで引けた。欧州中銀(ECB)が定例理事会で市場の予想通り政策金利を50ベーシスポイント(BP)引き上げ、さらに、3月も金利を0.5%ポイント引き上げる意向を示したが、ラガルド総裁が、成長・インフレ見通しが一段と均衡したと言及したため、利上げ停止にも一段と近づいたとの見方が広がり、域内債券利回り低下に伴うユーロ売りが加速。ユーロ・円は141円27銭から140円09銭まで下落。日欧金利差縮小観測にユーロ売り・円買いが加速した。ポンド・ドルは、1.2326ドルから1.2223ドルまで下落した。英国中銀が金融政策決定会合で予想通り50BPの利上げを実施したが、2名の委員が金利据え置きを支持、さらに、追加利上げ公約がなかっためポンド売りに拍車がかかった。ドル・スイスは、0.9080フランから0.9139フランまで上昇。

《MK》

 提供:フィスコ

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