村田製が今期最終益予想を下方修正、在庫調整の長期化で電子部品需要が低迷
村田製作所<6981>はこの日の取引終了後、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。売上高は1兆8200億円から1兆6800億円(前期比7.3%減)、最終利益は2970億円から2260億円(同28.1%減)に見通しを引き下げた。スマートフォンやパソコンの市場低迷と在庫調整の長期化を背景に、電子部品需要の減少が見込まれるほか、生産高の減少による操業度損も発生し、利益を押し下げる。想定為替レートはこれまでの1ドル=140円から23年1~3月期は1ドル=127円と円高方向に見直した。
22年4~12月期の売上高は前年同期比2.9%減の1兆3392億200万円、最終利益は同15.4%減の2118億2300万円だった。スマートフォンなどに向けた表面波フィルターや積層セラミックコンデンサーの販売が減少。円安による増益効果などもあったが補えなかった。
出所:MINKABU PRESS
22年4~12月期の売上高は前年同期比2.9%減の1兆3392億200万円、最終利益は同15.4%減の2118億2300万円だった。スマートフォンなどに向けた表面波フィルターや積層セラミックコンデンサーの販売が減少。円安による増益効果などもあったが補えなかった。
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