三菱電は後場に上げ幅拡大、想定レートをドル安円高方向に修正も今期最終益見通しを据え置く
三菱電機<6503>は反発。後場に入り、上げ幅を拡大する場面があった。この日、23年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表。通期の業績予想は売上高を上方修正した一方で、営業利益と経常利益、最終利益はこれまでの計画を据え置いた。1~3月期の想定為替レートを1ドル=130円と前回の公表値から5円円高方向に見直したにもかかわらず、最終利益の予想が据え置かれ、買い安心感につながったようだ。
今期の売上高の見通しは4兆9700億円から5兆200億円(前期比12.1%増)に上方修正した。最終利益は2150億円(同5.7%増)で変更しなかった。
ビルシステムや空調・家電などライフ部門の需要増を業績見通しに反映した一方、インフラ部門での売り上げ案件の変動や採算悪化、半導体・電子部品の価格上昇などの影響が利益を圧迫する要因となった。想定為替レートは対ドル以外では、1ユーロ=140円(前回公表値から5円円安)、1人民元=19円(前回公表値から変更なし)とした。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上高の見通しは4兆9700億円から5兆200億円(前期比12.1%増)に上方修正した。最終利益は2150億円(同5.7%増)で変更しなかった。
ビルシステムや空調・家電などライフ部門の需要増を業績見通しに反映した一方、インフラ部門での売り上げ案件の変動や採算悪化、半導体・電子部品の価格上昇などの影響が利益を圧迫する要因となった。想定為替レートは対ドル以外では、1ユーロ=140円(前回公表値から5円円安)、1人民元=19円(前回公表値から変更なし)とした。
出所:MINKABU PRESS