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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4373 シンプレクス

東証P
2,521円
前日比
-31
-1.21%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.2 3.10 1.98 4.07
時価総額 1,472億円
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<動意株・31日>(大引け)=東洋水、三和HD、オムロンなど(その2)

 シンプレクス・ホールディングス<4373>=反発。30日取引終了後に発表した22年4~12月期決算は営業利益が前年同期比4%増の53億6700万円と増益を確保した。特に10~12月期で見た場合は26%増益と伸びが顕著となる。システムインテグレーションの売り上げが好調だったほか、戦略DXコンサルティングの新規案件獲得も寄与した。また、同日にSBIホールディングス<8473>及びSBI証券と資本・業務提携を発表しており、これも株価を刺激している。SBIがシンプレクスの発行済み株式数5.4%に相当する304万株を取得。また、2月末をメドに合弁会社を設立する予定にある。

 ギックス<9219>=ストップ高。データ分析を駆使した業務効率化など企業のコンサルティングを手掛けるが、業績は急成長途上にある。30日取引終了後に発表した23年6月期上期(22年7~12月)決算は営業利益が1億9500万円(前年同期比11.5倍)と高変化を示しており、これを材料視する形で投資資金が集中した。昨年3月に東証グロース市場に新規上場したばかりのニューフェースだが、時価総額100億円未満の小型株で足が軽く、上値妙味を見込んだ短期資金が流れ込んでいる。

 NECキャピタルソリューション<8793>=8連騰と異彩の上げ足。時価は20年2月以来約3年ぶりの高値圏。昨年12月下旬を境に一貫した上昇トレンドを形成、短期タームでもきょうを含めた直近12営業日で前日終値を下回ったのはわずかに1日だけと上値指向が極めて強い。同社はNEC系のリース大手で情報通信機器を主に取り扱っている。足もとの業績はリース事業、インベストメント事業いずれも好調で、会社側想定を上回って推移している。30日取引終了後に23年3月期通期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の110億円から130億円(前期比24%増)に増額したほか、年間配当も従来計画の74円に36円上乗せして110円としており、これを好感する投資資金が流入した。配当利回りは前日終値換算で4.74%に達することで、インカムゲイン狙いの買いも呼び込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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