貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6645 オムロン

東証P
5,011円
前日比
-98
-1.92%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
89.7 1.29 2.08 3.64
時価総額 1335億円
比較される銘柄
三菱電, 
ファナック, 
日立

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<動意株・31日>(大引け)=東洋水、三和HD、オムロンなど(その1)

 東洋水産<2875>=後場に入り急上昇。午後0時30分ごろに発表した第3四半期累計(22年4~12月)連結決算が、売上高3253億1300万円(前年同期比21.3%増)、営業利益318億8500万円(同28.5%増)、純利益253億6800万円(同38.2%増)と大幅増収増益となったことが好感されている。高水準のインフレ率に伴う節約志向の高まりにより即席麺への需要が高い状況で継続するなか、米国で袋麺の「Ramen」シリーズ、カップ麺の「InstantLunch」「Yakisoba」「Bowl」シリーズが好調に推移した。また、メキシコでもカップ麺、袋麺ともに好調で、これら海外即席麺事業が牽引役となった。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高4430億円(前期比22.5%増)、営業利益410億円(同37.9%増)、純利益310億円(同38.3%増)の従来見通しを据え置いている。

 三和ホールディングス<5929>=後場一段高。午前11時30分ごろ、23年3月期の連結業績予想について、売上高を5450億円から5750億円(前期比22.6%増)へ、営業利益を450億円から540億円(同52.2%増)へ、純利益を280億円から310億円(同35.7%増)へ上方修正したことを好感。国内で物流施設やメンテ・サービス事業が好調に推移しているほか、大型再開発案件などが貢献していることに加えて、米国事業で原材料価格高騰に対応した売価転嫁が想定以上に浸透したことが要因としている。同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高4169億2600万円(前年同期比27.4%増)、営業利益354億2500万円(同85.0%増)、純利益227億7100万円(同94.7%増)だった。物流施設を中心とした重量シャッターが順調。ビル・マンションドア、軽量シャッターも堅調だった。

 オムロン<6645>=上値指向。株価はきょうで7連騰となるが、きょうは一時300円を超える上昇で7600円台後半まで水準を切り上げる場面があった。制御機器の大手で電子部品やヘルスケア分野でも実績が高い。30日取引終了後に発表した23年3月期第3四半期(22年4~12月)決算は売上高が前年同期比14%増の6379億7700万円、最終利益は同13%増の505億1700万円と好調だった。最終利益は22年4~9月期の時点では同14%減だったことから、10~12月期の好調により2ケタ減益から2ケタ増益に転換した。FA関連制御機器が半導体設備投資拡大や電気自動車(EV)シフトの流れに乗る形で好調に売り上げを伸ばし、全体収益を押し上げている。好業績を背景に機関投資家とみられる継続的な買いが流入している。

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