三井住友FGは軟調、4~12月期純利益の進捗率99%も利益確定売りに押される
三井住友フィナンシャルグループ<8316>が軟調。30日の取引終了後、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算を発表した。経常収益は前年同期比46.2%増の4兆3802億5200万円、純利益は同22.6%増の7660億2100万円だった。純利益の通期計画(前期比9.0%増の7700億円)に対する進捗率は99%に上ったものの、株価はこのところ高値圏で推移していたこともあって、いったん利益を確定する目的の売りが膨らんだようだ。
世界経済が不透明な状況であることを踏まえ、通期の純利益目標は据え置いた。4~12月期の決算では、為替の影響や国内外の法人貸出、付帯取引の獲得などで粗利益が増加した半面、与信関係費用が減少。政策保有株式の売却益なども寄与した。
出所:MINKABU PRESS
世界経済が不透明な状況であることを踏まえ、通期の純利益目標は据え置いた。4~12月期の決算では、為替の影響や国内外の法人貸出、付帯取引の獲得などで粗利益が増加した半面、与信関係費用が減少。政策保有株式の売却益なども寄与した。
出所:MINKABU PRESS