日立建機が軟調、23年3月期最終益予想の下方修正が重荷
日立建機<6305>は軟調。前週末27日の取引時間終了後、23年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益予想は従来の670億円から620億円(前期比18.2%減)に引き下げた。最終利益の見通しは市場のコンセンサスを下回る水準となり、これが株価の重荷となったようだ。
退職給付制度の変更に伴う清算損を1~3月期において「その他費用」に計上する。制度改定に伴うキャッシュアウトはないという。通期の売上収益と調整後営業利益の見通しは上方修正した。売上収益段階では中国が減収となったものの、北米や欧州、アジア、オセアニアが堅調に推移した。円安効果も寄与した。一方、北米レンタル会社での減損損失が最終利益を押し下げる一因となった。
出所:MINKABU PRESS
退職給付制度の変更に伴う清算損を1~3月期において「その他費用」に計上する。制度改定に伴うキャッシュアウトはないという。通期の売上収益と調整後営業利益の見通しは上方修正した。売上収益段階では中国が減収となったものの、北米や欧州、アジア、オセアニアが堅調に推移した。円安効果も寄与した。一方、北米レンタル会社での減損損失が最終利益を押し下げる一因となった。
出所:MINKABU PRESS