JAL、ファナック◆今日のフィスコ注目銘柄◆
JAL<9201>
中国大使館は、1月10日から停止していた中国を訪れる日本人へのビザの発給を29日から再開すると発表。中国政府は、理由を明らかにしていないが、春節の大型連休が終わり、「ゼロコロナ」政策で減速した国内経済を早期にテコ入れするため、日中間のビジネス交流の活性化を狙ったとみられている。旅客需要の回復が期待されそうだ。株価は足もとのリバウンドで昨年12月の戻り高値水準を捉えてきた。週足では上値を抑えられていた13週線を突破しており、リバウンド基調が強まろう。
ファナック<6954>
株価は1月4日に付けた19655円を直近安値にリバウンド基調を強めてきており、昨年9月以来の水準を回復。昨年9月半ばの急落局面で空けたマド(22210円~22905円辺り)埋めが意識されてきた。週間形状では切り上がる13週線を支持線に、26週、52週線を上放れ、一目均衡表では雲下限を突破した。マド埋め水準が雲上限となるため、これを捉えてくるようだと、シグナルが好転する。
《FA》
提供:フィスコ