ローランドの22年12月期業績は営業利益が計画下振れで着地
ローランド<7944>がこの日の取引終了後、集計中の22年12月期連結業績について、営業利益が従来予想の124億円から107億円へ、最終利益が98億円から85億円へそれぞれ下振れて着地したようだと発表した。
為替影響を除く実質売り上げは若干想定を下回る見込みであるものの、受注残出荷の加速や、北米など好調な地域でのカバーに努めた効果で、売上高は924億円から958億円へ上振れて着地した。ただ、需要の変化に対応して値上げの一部を見合わせたことや、為替影響を除く実質的な売り上げが想定を若干下回ったこと、米ドラム・ワークショップ社買収に係る一時費用を計上したことなどが利益を圧迫した。なお、会計基準の変更に伴い前期との単純比較はできないものの、会社側の参考値によると21.0%増収、5.5%営業増益、1.0%最終減益となるもようだ。
出所:MINKABU PRESS
為替影響を除く実質売り上げは若干想定を下回る見込みであるものの、受注残出荷の加速や、北米など好調な地域でのカバーに努めた効果で、売上高は924億円から958億円へ上振れて着地した。ただ、需要の変化に対応して値上げの一部を見合わせたことや、為替影響を除く実質的な売り上げが想定を若干下回ったこと、米ドラム・ワークショップ社買収に係る一時費用を計上したことなどが利益を圧迫した。なお、会計基準の変更に伴い前期との単純比較はできないものの、会社側の参考値によると21.0%増収、5.5%営業増益、1.0%最終減益となるもようだ。
出所:MINKABU PRESS