<注目銘柄>=イオンファン、業績予想下方修正で悪材料出尽くし感
イオンファンタジー<4343>は、23年2月期業績予想の下方修正を発表したことをきっかけに株価は今年に入っての安値圏にあるが、今後の業績回復への期待から下値拾いの好機と考えたい。
同社は1月13日、23年2月期の連結業績予想を営業利益で26億円から3億円(前期34億800万円の赤字)へ下方修正し、あわせて15円を予定していた期末配当予想を5円へ引き下げた。ゼロコロナ政策の影響から中国事業で売り上げの低下が継続。12月に入り同政策は緩和されたものの、依然として第4四半期の売り上げが不透明なことなどから下方修正したという。
ただ、ゼロコロナ政策緩和に伴い、中国事業は今後急回復が期待できる。また、国内では好調なプライズ(アミューズメント専用景品)部門で、NHKEテレキャラクター「ファンターネ!」の初プライズ化や、うさぎ年にちなんだ「サンリオキャラクターズ Pyon Pyon Pyon!!」など、子どもに人気の限定オリジナル景品が人気化。12月の既存店売上高はコロナ禍前の19年比でも3.9%増と3カ月連続でプラスとなっており、足もとは堅調。24年2月期は改めて成長局面入りが期待できそうだ。調査機関によっては24年2月期営業利益45億円以上を見込むところもあり、業績急回復を見据えた、新たな株価上昇局面へと向かいそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は1月13日、23年2月期の連結業績予想を営業利益で26億円から3億円(前期34億800万円の赤字)へ下方修正し、あわせて15円を予定していた期末配当予想を5円へ引き下げた。ゼロコロナ政策の影響から中国事業で売り上げの低下が継続。12月に入り同政策は緩和されたものの、依然として第4四半期の売り上げが不透明なことなどから下方修正したという。
ただ、ゼロコロナ政策緩和に伴い、中国事業は今後急回復が期待できる。また、国内では好調なプライズ(アミューズメント専用景品)部門で、NHKEテレキャラクター「ファンターネ!」の初プライズ化や、うさぎ年にちなんだ「サンリオキャラクターズ Pyon Pyon Pyon!!」など、子どもに人気の限定オリジナル景品が人気化。12月の既存店売上高はコロナ禍前の19年比でも3.9%増と3カ月連続でプラスとなっており、足もとは堅調。24年2月期は改めて成長局面入りが期待できそうだ。調査機関によっては24年2月期営業利益45億円以上を見込むところもあり、業績急回復を見据えた、新たな株価上昇局面へと向かいそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS