日電産はウリ気配スタート、今期最終益予想を56%減に大幅下方修正
日本電産<6594>がウリ気配スタート。24日の取引時間終了後、23年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しを従来の1650億円から600億円(前期比55.8%減)に大幅に下方修正したことを嫌気した売り注文が膨らんだ。
事業環境の悪化を受け構造改革費用を計上する。業績予想の前提となる想定為替レートは1ドル=110円、1ユーロ=125円を据え置いた。通期の売上高の見通しは2兆1000億円から2兆2000億円(同14.7%増)に引き上げたものの、IT市場ではスマートフォンやデータセンターなどの需要減速に伴い在庫調整が懸念されると指摘。中国の電気自動車市場では23年は補助金終了の影響もあり成長率が減速すると見込む。
出所:MINKABU PRESS
事業環境の悪化を受け構造改革費用を計上する。業績予想の前提となる想定為替レートは1ドル=110円、1ユーロ=125円を据え置いた。通期の売上高の見通しは2兆1000億円から2兆2000億円(同14.7%増)に引き上げたものの、IT市場ではスマートフォンやデータセンターなどの需要減速に伴い在庫調整が懸念されると指摘。中国の電気自動車市場では23年は補助金終了の影響もあり成長率が減速すると見込む。
出所:MINKABU PRESS