★本日の【イチオシ決算】 オービック、ディスコ、イワブチ (1月24日)
1)本日(1月24日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【オービック <4684> [東証P]】 ★4-12月期(3Q累計)経常は20%増益、今期配当を30円増額修正
◆23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比19.6%増の532億円に伸びて着地。主力とする統合業務ソフトのシステム構築で大手・中堅企業の新規顧客獲得が進んだことが寄与。クラウドソリューションを中心に運用支援・保守サービスが伸びたことも大幅増益につながった。
通期計画の656億円に対する進捗率は81.2%に達しており、業績上振れが期待される。
併せて、今期の年間配当を従来計画の220円→250円(前期は215円)に増額修正した。
●サプライズな決算発表・業績修正
イワブチ <5983> [東証S] ★今期最終を4.3倍上方修正
◆23年3月期の連結最終利益を従来予想の1.7億円→7.3億円に4.3倍上方修正。減益率が77.4%減→3.0%減に縮小する見通しとなった。売上高は計画を下回るものの、収益性・生産性の向上による採算改善で補う。また、負ののれん発生益を計上することも最終利益を大きく押し上げる。
ディスコ <6146> [東証P] ★非開示だった今期経常は13%増で3期連続最高益、65円増配へ
◆23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比25.5%増の801億円に伸びて着地。世界的なEVシフトや脱炭素化の進展などを背景にパワー半導体向け設備投資の旺盛な需要が継続するなか、精密加工装置の高水準な出荷が続いたことが寄与。為替の円安進行なども増益に貢献した。
併せて、非開示だった通期の同利益は前期比13.1%増の1046億円と3期連続で過去最高益を更新する見通しを示した。
業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は873円(前期は808円)実施する方針とした。
2)1月25日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■取引時間中の発表
◆第3四半期決算:
<4556> カイノス [東S]
■引け後発表
◆本決算:
<6866> HIOKI [東P]
◆第1四半期決算:
<4751> サイバー [東P] ★
<6200> インソース [東P]
◆第3四半期決算:
<1723> 日本電技 [東S]
<1967> ヤマト [東S]
<3850> イントラマト [東S]
<4498> サイバトラス [東G]
<4726> SBテク [東P]
<6629> Tホライゾン [東S]
<6755> 富士通ゼ [東P]
<7970> 信越ポリ [東P]
<8595> ジャフコG [東P] ★
合計13社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース