日本製鉄は新値街道をまい進、中国の経済再開期待と株価指標の割安さで脚光
日本製鉄<5401>は3連騰で新値街道をまい進、上値追い態勢を鮮明としている。前日までの12営業日でサイコロジカルラインは10勝2敗と物色人気の強さを映し出している。昨年来、中国経済の減速懸念が重荷となっていたが、ここにきて中国政府がゼロコロナ政策を解除しており、これが鉄鋼需要の回復につながるとの見方で同社株を筆頭に買いを引き寄せている。同社は業界トップに位置しながらPER3倍台、PBR0.6倍台と割安感が強い。更に年間配当は前期実績ベースで160円を実施、配当利回りに換算すると6%近くあり、今期配当計画については未開示ながらインカムゲイン狙いでも魅力を内包している。
出所:MINKABU PRESS
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