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5288 アジアパイル

東証P
782円
前日比
+3
+0.39%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.9 0.65 5.75 105
時価総額 298億円
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<動意株・17日>(前引け)=アジアパイル、メディアドゥ、テラプローブ

 アジアパイルホールディングス<5288>=新値圏で強調展開。株価は4日続伸と上値指向にあるが、2019年12月以来約3年ぶりの600円台乗せとなった。コンクリートパイル製造及び施工で業界首位級の実力を有するが、国内だけでなく海外ではベトナムを中心にアセアン市場などで活躍の場を広げている。23年3月期は営業利益段階で前期比2.1倍の45億円と急回復を見込むが、PBRが0.5倍台と超割安圏ある一方、配当利回りが3.4%近くありインカムゲイン狙いでも魅力がある。コンクリートパイルの需要は、半導体工場向けでも高い実績があり、台湾の半導体受託生産最大手TSMC<TSM>が日本で2カ所目の工場建設を明らかにしていることで、同社の商機拡大の思惑も浮上している。

 メディアドゥ<3678>=3日ぶり反発。16日の取引時間終了後、23年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しを従来の8億5000万円から9億円(前期比42.9%減)に引き上げたことを材料視した買いが入ったようだ。売上高は1000億円から1010億円(同3.6%減)に見通しを上方修正した。電子書籍市場が拡大基調にあるなか、主要取引先の商流変更の遅延に伴い、売上高の減少が想定よりも緩やかになることなどが寄与する。更に、メディアドゥは縦スクロールコミック制作スタジオなどを手掛ける韓国のコンテンツラボブルー(ソウル市)に5億円を出資したと発表した。縦スクロールコミックの制作スタジオへの出資は同社で2社目となるという。

 テラプローブ<6627>=マド開け急伸。半導体検査の受託事業を手掛けるが、台湾の半導体後工程の大手メーカーである力成科技が5割弱の株式を保有する筆頭株主で海外展開にも強みを持っている。16日取引終了後、これまで未定だった22年12月期配当を発表、前の期実績から35円の大幅増配となる52円とし、これがポジティブサプライズとなった。足もとの業績も好調に推移しており、22年12月の売上高はやや伸び率は鈍化しているものの、前年同月比12.2%増と2ケタ伸長を継続している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2023年01月17日 11時38分

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