C&Gシステムズ---CAD/CAM新版、プレート加工で±2ミクロンの加工精度。荒加工から砥石研削まで仕上げ加工を自動化
C&Gシステムズ<6633>は13日、金型向け2次元・3次元(2D・3D)融合型のCAD/CAMシステム、EXCESS-HYBRIDII(エクセスハイブリッドツー)の新版「V8.1」を2月よりリリースすることを発表。
本バージョンでは、牧野フライス製作所<6135>との協業により、同社製のマシニングセンター(MC)「V56i、V33i」の制御装置に組み込まれた「SMART TOOL ZeroBorer(スマートツールゼロボーラー)」の専用インターフェイス「ZeroBorer Interface(ゼロボーラーインターフェイス)」を新たにオプション機能として搭載する。
「SMART TOOL ZeroBorer」は、焼き入れ後のプレートに対し、「切削加工、砥石加工、測定」を機上で繰り返すことで目標精度を達成し、プレート仕上げ加工工程を自動化した高精度加工機能。自動測定と自動再加工機能によりエンドミルの荒加工から砥石研削の仕上げ加工まで全自動で完成させることができ、リードタイムの大幅な削減につながる。
一方、「ZeroBorer Interface」では、同社で培われた切削から砥石加工、測定手法などの最適値を推奨パラメータとして実装し、これまでMCの対話画面で行っていた加工プログラムの作成を、CAD/CAMの操作プロセスで素早く正確に処理できるため、同社製MCによるプレート加工効率と機械稼働率が飛躍的に向上する。
《SI》
提供:フィスコ