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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4936 アクシージア

東証P
578円
前日比
+9
+1.58%
PTS
575.6円
21:52 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
21.7 1.62 1.73 4.99
時価総額 145億円
比較される銘柄
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アルマード, 
ハーバー研
決算発表予定日

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アクシージア Research Memo(7):新分野では美白訴求分野で成果。研究開発施設を新設し、製品開発力を強化


■成長戦略・トピックス

1. 新分野
(1) 第3の主力ブランドとして「ザ ホワイト ドリンク」が順調に成長
アクシージア<4936>は、美白訴求分野において第3の主力ブランドを育成・強化している。2022年2月には、「ホワイトアミノズ」をリニューアルし、ヴィーナスレシピ「ザ ホワイト ドリンク」として上市した。顧客からの反響は良好であり、2023年7月期第1四半期の「ザ ホワイト ドリンク」の売上高は前年同期比283.1%増の272百万円、美白訴求分野の売上高は同217.7%増の324百万円と、同分野の急成長に寄与している。

(2) UV化粧品で同社初の特殊化粧品登録を実現
2022年3月に発売したサンスクリーン製品「アクシージア ビューティーフォースUV アルファ」にて、NMPAにおける特殊化粧品の行政認可登録が完了した(同社初)。特殊化粧品は日本の医薬部外品に類する分類で、効果・効能を謳うことができる。エビデンスを訴求できることで今後の売上増が期待できる。

中国市場はNMPAの認証など独自の承認制度があり、これが参入障壁になっていると言われる。これに対して、同社ではNMPA認可成分・処方を重視した商品設計をしており、中国向け展開製品におけるNMPA登録比率は78%(2022年1月末現在)、平均申請期間3ヶ月(一般的には6ヶ月)と、スムーズに承認を取得している。なお、NMPA承認がない商品を中国市場で販売することは可能ではあるが、広告宣伝に制約があることから、EC店舗では取り扱いにくい。

2. 研究開発
2022年11月には、化粧品・医薬部外品の研究開発施設「アクシージア R&Dセンター」を設立した。ユイット・ラボラトリーズの製造機能を有効活用し、成分研究や独自処方開発を究め、顧客満足度の高い製品をさらにスピード感をもって開発していく。センター長には、複数の大手化粧品メーカーで化粧品・医薬部外品分野の顧問等を歴任した研究開発経験豊かな人物を起用する。市場のニーズを分析する機能やプロトタイピング(試作等)機能が強化され、製品開発のスピード化や差別化が期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

《NS》

 提供:フィスコ

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