アクアライン Research Memo(4):M&Aにより業績の黒字転換が見えてきた
■今後の見通し
アクアライン<6173>の2023年2月期の営業損益については、187百万円損失の見通しとなっている。しかし2024年2月期については、生活救急車を子会社化したことなどにより加盟店の大幅増加が期待でき、またミネラルウォーター事業についてもヒトの移動活発化などで需要増加が期待され、営業利益の黒字化を見込んでいる。
また2022年8月末時点では154百万円の債務超過となっていたが、利益計上及び資本調達により、2023年2月期末には債務超過解消も期待される。
債務超過を解消し、2024年2月期以降各利益項目が黒字となってくれば復配も期待できる。2020年2月期以降無配となっているが、それ以前は各利益項目が黒字で、配当は10円(2016年2月期)、15円(2017年2月期)20円(2018年2月期及び2019年2月期)と推移していた。
(執筆:フィスコアナリスト)
《SI》
提供:フィスコ