三菱UFJなど銀行株が軒並み高、日銀の金融政策修正思惑での金利上昇好感
銀行株が軒並み高。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>といったメガバンクが昨年来高値を更新したほか、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>や七十七銀行<8341>、八十二銀行<8359>、京都銀行<8369>といった地銀株も新値圏に上昇している。17~18日の日銀金融政策決定会合で、大規模な金融緩和に伴う副作用を点検するとの観測が浮上し政策修正に向けた思惑が強まっている。この日の国内債券市場では、10年債利回りが一時0.53%と日銀が上限とする0.5%を上回った。この金利上昇は銀行にとって利ザヤ拡大に伴う業績回復につながるとの見方が強く、銀行株に対する見直し機運が一段と高まっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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