I・PEXが急反落、HDD生産調整の影響大きく22年12月期業績は計画下振れ
I-PEX<6640>が急反落している。5日の取引終了後、集計中の22年12月期連結業績について、売上高が620億円から597億円(前の期比10.7%減)へ、営業利益が43億円から11億円(同84.0%減)へ、純利益が28億円から6億円(同89.9%減)へ下振れて着地したようだと発表したことが嫌気されている。
季節性から11月中旬以降に回復を見越していたノートパソコンメーカーの在庫調整に伴う生産縮小の動きが予想よりも長引いたことに加えて、業績が低迷するIT企業大手がデータセンター向けの投資抑制に動いたことによる急激なHDD生産調整の影響が大きかった。また、半導体不足や中国における新型コロナウイルス感染拡大の影響による自動車の生産調整継続なども響いた。業績の下振れに伴い、30円を予定していた期末配当予想を20円に引き下げるとあわせて発表した。年間配当は40円(前の期50円)となる。
出所:MINKABU PRESS
季節性から11月中旬以降に回復を見越していたノートパソコンメーカーの在庫調整に伴う生産縮小の動きが予想よりも長引いたことに加えて、業績が低迷するIT企業大手がデータセンター向けの投資抑制に動いたことによる急激なHDD生産調整の影響が大きかった。また、半導体不足や中国における新型コロナウイルス感染拡大の影響による自動車の生産調整継続なども響いた。業績の下振れに伴い、30円を予定していた期末配当予想を20円に引き下げるとあわせて発表した。年間配当は40円(前の期50円)となる。
出所:MINKABU PRESS