Bエンジニア Research Memo(10):積極的にESGを推進し、社会とともに成長を目指す
■ESGへの取り組み
Branding Engineer<7352>ではESGに対して、環境保護・社会活性化・コーポレート・ガバナンスの3つの視点から取り組みを行っている。企業とITエンジニアをマッチングすることでIT人材の不足を解消し、社会のDXを推進し、新たなサービスの創出を支援する。そして、創出された新たなサービスが、環境保護や社会の活性化をもたらすとしている。また、適切な組織体制のもとで経営を行い、関連法令の遵守とコーポレート・ガバナンスの充実を図る。
(1) 環境保護
同社は、DXを推進する会社にエンジニアを提供することで、二酸化炭素削減に間接的に貢献する。DX推進による二酸化炭素の削減事例はあらゆる企業で多数存在し、「ペーパーレス化など資源コストの削減」「DX化に伴う廃棄物処理の効率化」「リモートワーク促進による排気ガスの低減」などが挙げられる。
(2) 社会活性化
同社が提供するサービスは、ITエンジニアのフリーランス化など多様な働き方の推進や、新たなITエンジニアの創出による国内のITエンジニア不足の解消といった社会活性化をもたらす。また、創出されたサービスによって、新たな価値やサービス創出のためのエンジニアリソースの提供や、創出されたサービスが人々の生活を豊かにし、社会の活性化につなげるとしている。
(3) コーポレート・ガバナンス
同社では、適切なエスカレーション組織を構築しリスク管理や労働環境保護施策を実施していく。また、定期的なコンプライアンス研修の実施により、関連法令の遵守に対する意識を高め、コーポレート・ガバナンスの充実を強化する方針である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)
《NS》
提供:フィスコ