第一生命HDなど生保株が安い、米10年債、30年債利回りともに低下傾向で運用環境に逆風も
第一生命ホールディングス<8750>やT&Dホールディングス<8795>など大手生保株が全体相場に逆行して安い。損保株を含めた保険セクターは業種別騰落で33業種中、値下がり率首位となっている。きょうは半導体関連などに買い戻しが入る一方、ここ株価を上昇させていた金融セクターに目先筋の利益確定売りが優勢となっている。米国では長期金利の低下が顕著で、前日の米10年債利回りは終値ベースで3.68%台まで水準を切り下げている。また、超長期債の米30年債利回りも直近3.8%台を下回るなど低下傾向を強めており、米国事業を展開する大手生保にとってはマイナス材料となっている。
出所:MINKABU PRESS
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