ニトリHDが続伸、日銀政策の修正思惑で円高メリット株に資金
ニトリホールディングス<9843>が続伸している。12月31日付の日本経済新聞朝刊が「日銀は1月に示す消費者物価指数(生鮮食品を除く=コアCPI)の上昇率見通しを前回(10月時点)から上方修正する検討に入った」と報じた。日銀の金融緩和策に対する修正圧力が一段と増すとの思惑が広がるなか、年明けの1月3日にドル円相場は一時1ドル=129円台まで円高が進行。足もとでドル安・円高の流れには一服感もあるが、ニトリHDなど円高が業績の底上げにつながると期待される銘柄の一角に対し、資金が流入しているようだ。
ワークマン<7564>やエニグモ<3665>がしっかり。東証株価指数(TOPIX)が1%を超す下げとなるなかにあって、業種別指数のパルプ・紙はプラス圏で推移する場面があった。
出所:MINKABU PRESS
ワークマン<7564>やエニグモ<3665>がしっかり。東証株価指数(TOPIX)が1%を超す下げとなるなかにあって、業種別指数のパルプ・紙はプラス圏で推移する場面があった。
出所:MINKABU PRESS