レーザーテックは反落、米エヌビディアなど大幅安で半導体関連に再び逆風
レーザーテック<6920>が3日ぶり反落。今週に入ってから中期波動の分水嶺である75日移動平均線を足場にリバウンドに転じたが上値の重さが目立っていた。きょうは、前日の米国株市場で半導体関連株に売りがかさむ展開となったことで、再びリスク回避の売りが優勢となっている。米長期金利が再び上昇傾向を強めており、グロース株には向かい風が意識されている。前日は画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が7%安に売り込まれるなど下げが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も底値模索の動きが続いている。東京市場では足もとで1ドル=133円台半ばまでドル高・円安が進んでいるが、半導体関連株全般はこれを好感する動きも限定的だ。
出所:MINKABU PRESS
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