セリアが反落、国内大手証券が投資評価を引き下げ
セリア<2782>が反落している。SMBC日興証券が26日付で投資評価を「2」から「3」に引き下げたことが弱材料視されているようだ。なお、目標株価は2600円を据え置いている。
同社は、10月31日に上期決算とともに23年3月期業績予想の下方修正を発表。その後、悪材料出尽くし感に加え円高転換で株価が上昇したが、同証券では原材料高、円安によるマイナス影響は23年3月期下期が最悪期も、24年3月期上期も前年比でマイナスの影響を受ける点や、脱100円でバラエティー感を出す他社に対して100円均一を死守した同社の客数が必ずしも強くない点、コスト管理力は強いものの人件費比率が14%とアパレル小売業並に高く賃金上昇影響を受けやすい点、などから株価の本格上昇には時間を要するとみている。
出所:MINKABU PRESS
同社は、10月31日に上期決算とともに23年3月期業績予想の下方修正を発表。その後、悪材料出尽くし感に加え円高転換で株価が上昇したが、同証券では原材料高、円安によるマイナス影響は23年3月期下期が最悪期も、24年3月期上期も前年比でマイナスの影響を受ける点や、脱100円でバラエティー感を出す他社に対して100円均一を死守した同社の客数が必ずしも強くない点、コスト管理力は強いものの人件費比率が14%とアパレル小売業並に高く賃金上昇影響を受けやすい点、などから株価の本格上昇には時間を要するとみている。
出所:MINKABU PRESS