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話題株ピックアップ【昼刊】:ペプドリ、エニーカラー、高島屋

■ペプチドリーム <4587>  1,890円  +253 円 (+15.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 ペプチドリーム<4587>が急反騰している。26日の取引終了後、米イーライ・リリー<LLY>と新規のペプチド―薬物複合体(PDC)の創製・開発に関する共同研究及びライセンス契約を締結したと発表したことが好感されている。今回の契約締結により、ペプドリは独自の創薬開発プラットフォーム「PDPS」を活用し、目的とする細胞・組織にペイロードを送達するためにイーライリリー社が選定した複数のターゲットに対して、高い結合性を有する特殊環状ペプチドを同定する。また、共同研究から創製されたPDC製品の開発はイーライリリー社が実施する。ペプドリはイーライリリー社から契約一時金を受け取るほか、今後開発、承認、販売マイルストーンフィーとして総額で最大12億3500万ドルを受け取る可能性があるほか、ペプドリは製品化後の売上高に応じたロイヤルティーを受け取る権利を有するようになる。なお、22年12月期業績への影響は現在精査中としている。

■ピー・シー・エー <9629>  1,426円  +151 円 (+11.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 ピー・シー・エー<9629>は急騰。26日の取引終了後、23年3月期の期末一括配当予想について、従来予想の13円から17円へ引き上げると発表しており、これを好感した買いが流入している。また、110万株(発行済み株数の4.8%)の自社株を12月28日付で消却すると発表した。消却後の発行済み株数は2200万株となる予定だ。

■ANYCOLOR <5032>  6,290円  +540 円 (+9.4%)  11:30現在
 ANYCOLOR<5032>が続伸、3営業日ぶりにフシ目の6000円台を回復した。今年6月に東証グロース市場に新規上場した銘柄だが、他に類似企業のないVチューバー関連株としてセカンダリーで大人気を博し、10月27日には1万3790円の上場後の最高値を形成した。しかし、その後は売り物に押されがちとなり、今月に入ってからは大株主のロックアップ解除に絡む思惑で下げが加速。更に15日に発表した23年4月期の業績予想の上方修正が市場の期待に届かないとの見方で2段下げの憂き目を見た。高値から半値以下の水準に売り込まれたわけだが、これについて市場では「信用取引を使って同社株を買う短期の個人投資家も多く、最近の急落は追い証回避目的の投げが下げを助長した面も大きい」(ネット証券マーケットアナリスト)という。ただ、そうした投げも目先一巡した感が強い。「需給面では大分軽くなっており、戻り売りの具合をにらみながら、リバウンド狙いの買いが再び増勢となっている」(同)としている。

■高島屋 <8233>  1,848円  +140 円 (+8.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 高島屋<8233>が大幅高。26日の取引終了後に23年2月期業績予想の上方修正を発表。営業収益を4390億円から4500億円(前期7611億2400万円)へ、純利益を200億円から260億円(同53億6000万円)へ引き上げており、これを好感した買いが入っている。個人消費の堅調が追い風に働いた。一過性の大口受注や、円安進行による海外グループ会社の円建てでの押し上げ効果、保有株式の売却による特別利益の計上なども寄与した。なお、同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、営業収益が3177億5200万円(前年同期5372億8900万円)、純利益が229億1000万円(同37億1500万円の赤字)だった。

■あさひ <3333>  1,414円  +98 円 (+7.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
 あさひ<3333>が3日ぶりに急反発した。26日取引終了後に発表した23年2月期第3四半期累計(2月21日~11月20日)の決算は、最終利益が36億500万円だった。収益認識に関する会計基準の適用で、前年同期比の増減率の記載はないものの、23年2月期通期の計画に対する進捗率は97%に上り、業績の上振れを期待した買いが集まったようだ。自転車の仕入れ価格が上昇するなか、同社は2月と8月の2度にわたり販売価格の引き上げに踏み切った。9~10月度は台風の影響などで客数が一時的に減少したものの、価格改定による客数の減少はみられず、11月度の売上高は堅調に推移した。

■良品計画 <7453>  1,570円  +79 円 (+5.3%)  11:30現在
 良品計画<7453>が続伸、25日移動平均線を足場に上値を慕う動きにある。26日取引終了後、同社が展開する生活雑貨店「無印良品」の一部商品を来年1月から値上げすることを発表した。原料価格の高騰などコストを吸収するための措置で、対象となるのは大型家具、プラスチック収納、布団カバーなどの布製品、食品など。これによる収益採算の向上に期待する買いを誘導している。株式市場では消費関連企業の値上げ実施は、ポジティブ材料として株価にプラスに作用する傾向が強い。

■内田洋行 <8057>  4,690円  +225 円 (+5.0%)  11:30現在
 内田洋行<8057>とツルハホールディングス<3391>が高い。香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが両社株の大株主に浮上したことから買い人気を集めている。26日に提出された大量保有報告書でオアシスは内田洋行の7.56%、ツルハHDの5.29%の株式を保有し大株主に浮上したことが判明した。保有目的はともに「ポートフォリオ投資および重要提案行為」としており、株主価値を守るため重要提案行為を行うことがある、としている。

■チェンジ <3962>  2,261円  +90 円 (+4.2%)  11:30現在
 チェンジ<3962>が3日ぶりに反発している。同社は26日、子会社のディジタルグロースアカデミアが、住友金属鉱山<5713>の社内研修向けのデジタルリテラシー向上プログラムを開発し、提供することになったと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。開発したプログラムは、初期は動画での4講座を中心として、「デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組むべき背景」「住友鉱としてのDXへの考え方」「DXに取り組む姿勢」「管理職としてのDXへの関り方」といった要素を含む。学習効果を高めることを狙い、ワークショップを交えたブレンド型学習(eラーニングによるインプットと、ワークショップによるアウトプットの混合型学習)として実施するという。

■日本航空 <9201>  2,770円  +93 円 (+3.5%)  11:30現在
 日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>など大手航空会社が高い。中国政府は26日、新型コロナウイルス感染拡大を防止するために義務づけている海外から中国本土に入る際のホテルでの強制隔離を、来年1月8日付で撤廃すると発表。これを受けて中国との人の行き来が増えるとの思惑から買われているようだ。また、インバウンド需要の増加も期待され、マツキヨココカラ&カンパニー<3088>、資生堂<4911>、コーセー<4922>なども高い。

■日東紡績 <3110>  1,909円  +52 円 (+2.8%)  11:30現在
 日東紡績<3110>は反発。26日の取引終了後、23年1月4日付で221万2500株の自社株を消却すると発表しており、これが好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は3772万3012株となる予定だ。

■極東開発工業 <7226>  1,459円  +37 円 (+2.6%)  11:30現在
 極東開発工業<7226>は堅調。26日取引終了後、23年3月期の連結業績予想を修正したと発表。最終利益の見通しを従来の15億円から37億円(前期比74.1%減)に見直した。減益幅縮小の見通しを示したことを好感した買いが株価の支えとなったようだ。兵庫県西宮市に持つ土地・建物を約31億円で売却する。これに伴い、固定資産売却益を特別利益として計上する。売上高や営業利益、経常利益の見通しは据え置いた。

■光通信 <9435>  18,230円  +450 円 (+2.5%)  11:30現在
 光通信<9435>が続伸。26日の取引終了後、自己株式の取得を行うと発表しており、これが好感されている。取得方法は、株式公開買い付け(TOB)。買い付け価格は1万9316円で、取得上限は60万株(発行済み株数の1.34%)。期間は12月27日から来年2月21日まで。なお、大株主の光パワーと、光通信の代表取締役会長である重田康光氏は同TOBに応募しない。

■小林製薬 <4967>  8,930円  +200 円 (+2.3%)  11:30現在
 小林製薬<4967>がしっかり。環境省が26日、2023年春のスギ花粉飛散量予測の参考情報となる「スギ雄花花芽調査」の結果を発表した。これによると、スギ雄花の着花量は東北南部から九州にかけて多くの地域で前年より増加。特に関東、北陸、中国地方では21年までの過去10年間の最大値を超える観測値が報告され、これらの地域で23年春の花粉飛散量が「極めて多くなる見込み」とした。これを受け、花粉対策商品を手掛ける同社に関心が向かったようだ。このほか、ロート製薬<4527>や久光製薬<4530>、大正製薬ホールディングス<4581>がしっかり。花粉対策メガネを販売するジンズホールディングス<3046>や、「花粉レーダー」による予測情報を配信するウェザーニューズ<4825>などが物色されている。

■マネックスグループ <8698>  406円  +8 円 (+2.0%)  11:30現在
 マネックスグループ<8698>が堅調。この日朝方、子会社のマネックス証券がイオンフィナンシャルサービス<8570>傘下のイオン銀行との間で、金融商品仲介業務における包括的業務提携に関して最終契約書を締結したと発表した。同提携により、イオン銀行はマネックス証券から金融商品仲介業務の委託を受けて引き続き投資信託の販売を行い、マネックス証券は顧客の取引の執行や口座の管理を行う。両社は今後、新たな商品やサービスを共同で企画検討していく。

■りそなホールディングス <8308>  732.3円  +13.3 円 (+1.9%)  11:30現在
 りそなホールディングス<8308>が反発している。26日の取引終了後、2331万4400株(発行済み株数の0.97%)の自社株を来年1月20日付で消却すると発表しており、好材料視されている。

■レナサイエンス <4889>  390円  +80 円 (+25.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 レナサイエンス<4889>はストップ高カイ気配。26日の取引終了後、「腹膜透析における非侵襲的腹膜観察を可能とするディスポーザブル極細内視鏡」が薬事承認を取得したと発表しており、これを好感した買いが流入している。同製品は、日本医療研究開発機構(AMED)の支援を得て、東北大学、聖路加国際大学、順天堂大学、東京慈恵会医科大学を含む複数の大学との共同研究で開発したもの。径1ミリメートル程度の極細ディスポーザブル内視鏡で、腹膜透析患者において、透析液を注入するために腹膜に留置されたチューブから挿入して非侵襲的に腹腔内を観察でき、合併症などの診断が容易になるとしている。なお、23年3月期業績への影響は軽微としている。

●ストップ高銘柄
 レナサイエンス <4889>  390円  +80 円 (+25.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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