マイクロ波がS安、ロックアップ解除後の需給悪化を警戒した売りが続く
マイクロ波化学<9227>がストップ安の水準となる前日比500円安の1990円まで売られる場面があった。同社は6月24日に東証グロース市場に新規上場した。初値こそ公開価格605円を下回ったが、その後騰勢を強め、11月21日に上場来高値3105円をつけた。大株主の株式売却を制限する「ロックアップ」の期間は、上場時の大株主の一部に対しては12月20日までとなっていた。株価が上場後の高値圏で推移するなか、大株主が保有株の売却に動き、株式の需給バランスが崩れるとの警戒感が続いており、売りが膨らんだようだ。
出所:MINKABU PRESS
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