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7041 CRGホールディングス

東証G
496円
前日比
+1
+0.20%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
45.7 0.88
時価総額 27.4億円
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CRGHD Research Memo(8):2023年9月期は増収増益を計画


■今後の見通し

1. 2023年9月期の業績見通し
2023年9月期の業績に関してCRGホールディングス<7041>は、売上高で前期比5.2%増の22,500百万円、営業利益で同1.3%増の490百万円、経常利益で同3.5%増の480百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同11.2%増の320百万円と見込んでいる。外部環境の不確実性が増すなかにおいても増収増益を見込んでいる。利益面に関しては、障がい者雇用サポートなどの各種新規事業が利益に貢献してくることが想定される。なお、営業利益の伸びが2022年9月期と比較して鈍化しているのは、新規事業が収益貢献してくることを見込む一方で、短時間労働者に対する社会保険適用拡大の影響を見込んでいるためである。

2023年9月期においても中長期戦略のもと、既存事業である人材派遣紹介事業と製造請負事業のさらなる業績拡大を目指す。加えて、IT・Tech、障がい者サポート、BPOなどの分野においても新規事業によって売上を積み上げる計画だ。具体的には、人材派遣紹介事業においては、経営基盤の強化に加えて、既存顧客に対する提供サービスのシェア拡大を図るとともに派遣先職種の拡充を推進していく。また、当該事業にて培ったノウハウを生かしたアウトソーシング化の推進や、新規事業の創出にも注力していく。加えて、M&A、資本業務提携、さらにはM&A仲介などによっても売上基盤の拡大を目指す。M&Aについては、2022年11月に同社上場後初となる買収を実施した。オシエテのグループ化が同社の業績拡大に寄与することが期待される。新規事業に関しても、障がい者サポート拠点の新設に加えて、BPOセンターの開設、営業コンシェルジュ、採用コンシェルジュなどが順調に進捗している。これら新規事業に関わる運営体制の整備が2022年9月期に順調に進捗したことにより、2023年9月期から利益に貢献する見込みである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)

《SI》

 提供:フィスコ

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