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欧米為替見通し:「ドル・円は上げ渋りか、前日急落で買戻しも根強い円買いが重石」


「ドル・円は上げ渋りか、前日急落で買戻しも根強い円買いが重石」 21日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。前日の急激な下落による反動で、買戻し先行の見通し。また、米消費者信頼感が堅調なら、減速懸念のドル売りは一服しよう。ただ、日本銀行の政策修正への警戒感から円買いは根強い。


日銀は19-20日に開催した金融政策決定会合で、長短金利操作のうち長期金利の許容変動幅の拡大を決定。それを受け大規模緩和の政策見直しへの思惑から円が急伸し、対円で主要通貨を大きく押し下げた。欧米市場でも円は続伸し、ドル・円は130円50銭台に、ユーロ・円は138円80銭台にそれぞれ下落。ただ、本日アジア市場で米10年債利回りがやや持ち直し、ドル買いに振れた。また、ドル・円は買戻しが先行し、132円台に戻した。

この後の海外市場は前日の円独歩高が一服する見通し。ドル・円は割安感から買戻しが主導し、クロス円もそれに追随した値動きとなりそうだ。今晩発表の米消費者信頼感指数は前回から改善が予想され、先行き不透明感によるドル売りは後退。主要中銀の引き締めで株安に振れればリスクオフのドル買いが再開し、対円相場を支援しよう。ただ、日銀は現行の緩和政策をさらに修正するとの警戒感から、円買い圧力が強まりやすい地合いとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・22:30 米・7-9月期経常収支(予想:-2220億ドル、4-6月期:-2511億ドル)
・22:30 カナダ・11月消費者物価指数(前年比予想:+6.7%、10月:+6.9%)
・24:00 米・12月消費者信頼感指数(予想:101.0、11月:100.2)
・24:00 米・11月中古住宅販売件数(予想:420万戸、10月:443万戸)

《FA》

 提供:フィスコ

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