九州電は一進一退、国内有力証券は「ニュートラル」に引き下げ
九州電力<9508>は一進一退。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は14日、同社株のレーティングを「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げた。目標株価は1610円から980円に見直した。同証券では、23年3月期の連結経常損益を従来予想の600億円の赤字から1300億円の赤字(前期は323億8400万円の黒字)に下方修正した。主な下方修正の要因は、カルテル問題により値上げ交渉が難しくなり、電気料金の値上げ効果が従来予想よりも小さくなるとみていること。従来40円を予想していた今3月期の配当は無配を見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
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