トヨタ、ホンダなど自動車株が強い動き、円安と中国ゼロコロナ規制緩和が追い風に
トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が総じて強い動きを示している。世界的な景気後退に対する警戒感は拭えないものの、中国のゼロコロナ政策緩和に伴うサプライチェーンリスクが後退していることは、自動車生産体制の改善につながるものとしてポジティブに受け止められている。また、足もと外国為替市場でドルが買い戻されており、1ドル=137円80銭近辺まで円安が進んでいることは、為替感応度が特に高い自動車セクターには追い風材料となりやすい。米消費者物価指数やFOMCの結果発表を控え上値は重いものの、自動車業界の収益環境好転を拠りどころとした買いを誘っている。
出所:MINKABU PRESS
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