LeTech Research Memo(9):2022年7月期は無配。2023年7月の配当予想は未定
■株主還元策
LeTech<3497>は株主に対する利益還元を経営上の重要課題と認識しており、収益力の強化や事業基盤の整備を実施しつつ、内部留保の充実状況及び企業を取り巻く事業環境、経営成績等を総合的に勘案したうえで、株主に対して安定的かつ継続的な配当を実施することが基本方針である。
2019年7月期の配当開始から2期連続で増配を続けてきたが、2022年7月期は無配となった。インバウンド向け大型開発案件による多額の売却損の影響を受け、当期純損失を計上したことによって、配当原資となる利益剰余金が不足したためである。2023年7月期の期末配当金予想については現時点で未定としている。
同社は、株主優待制度「LeTechプレミアム優待倶楽部」を導入している。2単元(200株)以上の株主を対象に保有株数に応じて株主優待ポイントを付与し、株主はポイント数に応じて特設サイト掲載の2,000点以上の商品(米、ブランド牛肉、飲料類、銘酒、家電製品など)から選択できる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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提供:フィスコ