株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

0000 日経平均

指数
38,635.62
前日比
+83.56
+0.22%
比較される銘柄
NYダウ, 
TOPIX, 
ドル建日経
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

株価指数先物【引け後コメント】 2万8000円近辺でのこう着感の強い相場展開が継続


大阪12月限
日経225先物 27880 -100 (-0.35%)
TOPIX先物 1967.5 -1.5 (-0.07%)

 日経225先物(12月限)は前日比100円安の2万7880円で取引を終了。寄り付きは2万7930円と、シカゴ日経平均先物(2万7965円)を下回る形で売りが先行して始まった。直後につけた2万7920円を安値に切り返すと、前場半ばには一時2万8050円とプラスに転じる場面もあった。だが、「北朝鮮が発射したミサイルが日本のEEZ内(排他的経済水域)に落下する可能性」との報道もあって、ポジションを圧縮する動きから、買い一巡後は2万7970円~2万8000円辺りでこう着。後場に入るとレンジを切り下げて前場の安値を下回ると、2万7870円~2万7920円辺りで推移し、日中の安値圏で取引を終えた。

 日経225先物はこう着感の強い相場展開となったが、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]のほか、後場に入り下落に転じた東京エレクトロン <8035> [東証P]が指数の重荷となった。買い先行で始まった香港ハンセン指数、台湾加権指数が小幅ながら下落に転じたほか、グローベックスの米株先物も弱い値動きだったこともあり、ポジション圧縮の動きに向かわせたようだ。

 NT倍率は先物中心限月で14.17倍に低下した。足元でFRB高官によるタカ派発言が相次いでおり、目先的には調整を見せている米長期金利の反発も警戒されやすく、ヘッジ対応のなかでNTショートに向かわせているようである。ただし、リバランスに伴うショートカバーも継続しており、一気にTOPIXへシフトするといった具合に資金の流れが逆転することは考えづらい。

 日経225先物は、足元のこう着によって、チャート上ではミニ・三角保ち合いを形成しつつある。短期的にショートを仕掛けてくる局面では、25日、75日移動平均線が位置する2万7500円辺りまでの調整は想定しておきたいところだ。一方で、上に放れる局面では、ボリンジャーバンドの+2σが位置する2万8330円辺りが目先のターゲットになりそうだ。

 手口面では、日経225先物は野村が720枚、ゴールドマンが590枚、JPモルガンが450枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが1080枚、SBIが910枚、ソジェンが350枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はソジェンが930枚、モルガンSが580枚、BNPパリバが460枚程度の売り越しに対して、SBIが1380枚、JPモルガンが1160枚程度の買い越しだった。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均