マクニカHDが続急伸、23年3月期業績及び配当予想の上方修正と自社株買い発表を好感
マクニカホールディングス<3132>が続急伸し年初来高値を更新している。10月31日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を9300億円から9700億円(前期比27.3%増)へ、営業利益を440億円から510億円(同38.9%増)へ、純利益を280億円から315億円(同22.1%増)へ上方修正し、あわせて中間・期末各60円の年120円を予定していた配当予想を各65円の年130円に引き上げたことが好感されている。
製造業DX化や各国政府主導による半導体への投資、脱炭素化によるEV化などを背景に、産業機器市場や車載市場向けが引き続き堅調に推移する見通し。また、クラウドの利活用の加速を背景に、ネットワーク事業でクラウドサービス関連商品、エンドポイントセキュリティー関連商品の導入が進むとみられることも寄与する。
第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高4925億6200万円(前年同期比35.9%増)、営業利益268億100万円(同73.6%増)、純利益168億2100万円(同40.3%増)だった。
同時に、上限を250万株(発行済み株数の4.01%)、または60億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視されている。取得期間は22年11月1日から23年3月24日まで。また、取得した自社株のうち、譲渡制限付株式報酬への充当を見込む30万株を除いた全株と、9月30日時点で保有する自社株を23年3月31日付で消却するとあわせて発表した。
出所:MINKABU PRESS
製造業DX化や各国政府主導による半導体への投資、脱炭素化によるEV化などを背景に、産業機器市場や車載市場向けが引き続き堅調に推移する見通し。また、クラウドの利活用の加速を背景に、ネットワーク事業でクラウドサービス関連商品、エンドポイントセキュリティー関連商品の導入が進むとみられることも寄与する。
第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高4925億6200万円(前年同期比35.9%増)、営業利益268億100万円(同73.6%増)、純利益168億2100万円(同40.3%増)だった。
同時に、上限を250万株(発行済み株数の4.01%)、または60億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視されている。取得期間は22年11月1日から23年3月24日まで。また、取得した自社株のうち、譲渡制限付株式報酬への充当を見込む30万株を除いた全株と、9月30日時点で保有する自社株を23年3月31日付で消却するとあわせて発表した。
出所:MINKABU PRESS