村田製が反落、通信やコンピューター向け売上減見込み23年3月期業績予想を下方修正
村田製作所<6981>が反落している。10月31日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆9300億円から1兆8200億円(前期比0.4%増)へ、営業利益を4400億円から3800億円(同10.4%減)へ、純利益を3240億円から2970億円(同5.5%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
世界的に加速するインフレの影響などでスマートフォンやパソコンの生産台数が大きく減少し、通信やコンピューター向け売り上げ数量の減少が予想されることを織り込んだ。また、生産高の減少に伴う操業度損の発生も考慮した。なお、想定為替レートは1ドル=120円から140円に見直した。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高9202億2400万円(前年同期比1.3%増)、営業利益1949億7400万円(同12.2%減)、純利益1603億5600万円(同4.4%減)だった。表面波フィルタがスマートフォン向けで減少したものの、円安の影響もありリチウムイオン二次電池がパワーツール向けで大きく増加した。
出所:MINKABU PRESS
世界的に加速するインフレの影響などでスマートフォンやパソコンの生産台数が大きく減少し、通信やコンピューター向け売り上げ数量の減少が予想されることを織り込んだ。また、生産高の減少に伴う操業度損の発生も考慮した。なお、想定為替レートは1ドル=120円から140円に見直した。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高9202億2400万円(前年同期比1.3%増)、営業利益1949億7400万円(同12.2%減)、純利益1603億5600万円(同4.4%減)だった。表面波フィルタがスマートフォン向けで減少したものの、円安の影響もありリチウムイオン二次電池がパワーツール向けで大きく増加した。
出所:MINKABU PRESS