外為サマリー:146円60銭台を回復、実質ゴトー日に伴うドル需要も
28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円61銭前後と前日の午後5時時点に比べて90銭程度のドル高・円安となっている。
27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円29銭前後と前日に比べて10銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米景気の減速懸念などを背景に米長期金利が低下したことが影響し、145円60銭台に軟化する場面があった。
ただ、この日の東京市場のドル円相場は堅調な展開。欧州中央銀行(ECB)が27日の理事会で0.75%の利上げ決めた一方、声明文で「あと数回の利上げが決定される可能性がある」との文言を削除したことから、ECBによる利上げペースの鈍化観測からユーロ売り・ドル買いが優勢で、つれて対円でもドル買いが出やすくなっているようだ。また、きょうは週末のゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業のドル買い・円売りも意識され、午前9時50分過ぎに146円60銭台を回復した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9967ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0100ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=146円11銭前後と同60銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円29銭前後と前日に比べて10銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米景気の減速懸念などを背景に米長期金利が低下したことが影響し、145円60銭台に軟化する場面があった。
ただ、この日の東京市場のドル円相場は堅調な展開。欧州中央銀行(ECB)が27日の理事会で0.75%の利上げ決めた一方、声明文で「あと数回の利上げが決定される可能性がある」との文言を削除したことから、ECBによる利上げペースの鈍化観測からユーロ売り・ドル買いが優勢で、つれて対円でもドル買いが出やすくなっているようだ。また、きょうは週末のゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業のドル買い・円売りも意識され、午前9時50分過ぎに146円60銭台を回復した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9967ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0100ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=146円11銭前後と同60銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS