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欧米為替見通し:「ドル・円は底堅い値動きか、米利上げ鈍化に思惑も明日のGDPを見極め


26日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース減速の思惑から、金利安・ドル安の見通し。ただ、明日発表の米国内総生産(GDP)を見極めるムードが広がり、ドルは売りづらいだろう。

11月1-2日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げが織り込まれているものの、その後の会合では引き締めペースを緩めるとの思惑が広がりつつある。前は米金利の低下でドル売り地合いとなり、ユーロ・ドルは0.9970ドル台に浮上、ドル・円は147円半ばに失速した。本日アジア市場で米金利安は一服し、ドル売りはいったん収束。また、アジア株高を受けたリスク選好的な円売りで、ドル・円は148円台に浮上した。

この後の海外市場は欧米の金融政策が注視される。欧州中銀(ECB)は明日開催の理事会で大幅利上げが見込まれ、ユーロ高が継続すればドルを下押し。また、英スナク政権の増税政策で財政健全化を期待したポンド高もドル安の支援要因になろう。一方、足元の低調な米経済指標はFRBのタカ派政策修正の手がかりだが、27日の7-9月期GDP速報値は3期ぶりのプラスが予想され、引き締め観測再燃の可能性からドルは売りづらいだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・9月マネーサプライM3(前年比予想:+6.0%、8月:+6.1%)
・21:30 米・9月卸売在庫速報値(前月比予想:+1.0%、8月:+1.3%)
・23:00 米・9月新築住宅販売件数(予想:58.0万戸、8月:68.5万戸)
・23:00 カナダ中銀が政策金利発表(0.75ポイント引き上げ予想)
・02:00 米財務省・5年債入札

《FA》

 提供:フィスコ

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