伊勢化が一時10%高、「汚い爆弾」巡る緊張高まり思惑向かう
伊勢化学工業<4107>は前日比で一時10%を超す上げとなった。ウクライナへの侵攻を続けるロシアにより、放射性物質をまき散らすことを目的とした「汚い爆弾」が使用されるとの警戒感が強まっている。地政学リスクの一段の高まりが意識されるなかにあって、万が一被ばくした際には、安定ヨウ素剤の服用で甲状腺がんを予防することが期待されていることから、ヨウ素製造会社の同社に思惑的な買いが入ったようだ。「ヨウ素」関連銘柄に位置づけられるK&Oエナジーグループ<1663>やマナック・ケミカル・パートナーズ<4360>も上昇している。
出所:MINKABU PRESS
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