日経平均は138円高、寄り後は伸び悩み
日経平均は138円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に続伸したことが東京市場の株価支援要因となった。また、ナスダック総合指数が3%台、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4%台の上昇と、ダウ平均(2.8%)より上昇率が大きかったことも東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手掛かり要因となった。一方、日経平均は昨日までの2営業日で1000円を超す上げとなっており、短期的な過熱感を指摘する向きがあった。また、外為市場で1ドル=143円80銭台と、昨日15時頃に比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は伸び悩んでいる。
《FA》
提供:フィスコ