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東京株式(大引け)=278円高、自律反発狙いの買いで2万6000円台に切り返す

 3日の東京株式市場は終始買い優勢で推移し、日経平均株価はリバウンドに転じた。主力輸出株が買われ終値で2万6000円台を回復した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比278円58銭高の2万6215円79銭と反発。プライム市場の売買高概算は12億6934万株、売買代金概算は2兆9121億円。値上がり銘柄数は893、対して値下がり銘柄数は883、変わらずは55銘柄だった。

 きょうの東京市場は、主力輸出株中心に自律反発狙いの買いが優勢となり日経平均は上昇した。これまで売り込まれた半導体関連や海運株、自動車株などにショートカバーが入ったほか、年金基金など足の長い資金の流入も観測された。前週末の米国株市場ではNYダウが500ドルの下げで新安値をつけており、これを受けて朝方はリスク回避ムードが強かった。実際日経平均は安く始まったが、売り一巡後は急速に戻り歩調となり、前場後半にはプラス圏に浮上。後場も高値圏で売り物をこなし、引け際に急速に水準を切り上げた。業種別では世界減速懸念で売られていた外需系企業に買い戻しが顕著となる一方、これまで物色人気を集めてきた小売りや電鉄など内需セクターに売りが優勢で、全体的には高安まちまちの印象だ。個別株も値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の数がいずれも900弱にとどまり拮抗した。

 個別では、断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が朝安後に買い戻され12日ぶりに反発に転じたほか、東京エレクトロン<8035>も大きく上昇するなど半導体主力銘柄の切り返しが鮮明。トヨタ自動車<7203>が上昇、日本電産<6594>、ソニーグループ<6758>、信越化学工業<4063>なども値を上げた。また、日本郵船<9101>など海運株を買い戻す動きも目立った。SMC<6273>が買われ、ダブル・スコープ<6619>も活況高。スターティアホールディングス<3393>はストップ高に買われた。

 半面、ファーストリテイリング<9983>が冴えず、エーザイ<4523>も利益確定売りに押された。JR東海<9022>、資生堂<4911>、オリエンタルランド<4661>なども安い。スター・マイカ・ホールディングス<2975>が値下がり率トップに売り込まれ、カッパ・クリエイト<7421>も下値を模索、KLab<3656>も売りが優勢だった。

出所:MINKABU PRESS

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