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株価指数先物【引け後コメント】 FOMCの結果待ちのなか、短期的なトレードも手控えられる


大阪12月限
日経225先物 27350 -330 (-1.19%)
TOPIX先物 1918.0 -15.0 (-0.77%)

 日経225先物(12月限)は前日比330円安の2万7350円で取引を終了。寄り付きは2万7370円とシカゴ日経平均先物(2万7480円)を下回って、ギャップスタートとなった。現物の取引開始直後には2万7420円まで下落幅を縮める場面もあったが、前場半ばにかけて売りが強まり、一時2万7290円まで下落幅を広げた。その後は、2万7320円~2万7370円辺りの狭いレンジでの推移となった。

 日経225先物は昨日同様、後場はこう着感の強い展開だった。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのなか、グローベックスの米株先物が弱い値動きを見せていたため、短期的なトレードも手控えられていた。また、3連休を前にポジションを傾ける動きはなく、リバランスの商いが中心となるなか、断続的な裁定解消(先物買い・現物売り)の動きが見られた。

 なお、本日の下落で75日移動平均線まで調整しており、いったんはリバウンドが入りやすい水準ではある。16日の米国市場ではFOMC前の最後の判断材料として注目される9月のミシガン大学消費者信頼感指数の発表が控えている。同指標の発表を受けてFOMCでの1.0%利上げを織り込みに行くのか見極めたいところであろう。ただし、市場の織り込みが進むことにより、FOMC通過後のアク抜けの動きも意識されてくると考えられる。

 そのため、ボリンジャーバンドの-2σおよび200日線が位置する2万7000円辺りまでの調整を想定しつつも、この水準を割り込む局面では、その後のリバウンドを狙った押し目狙いのロングが徐々に入ってきやすいだろう。

 NT倍率は先物中心限月で14.25倍に低下した。一時14.23倍まで下げており、9月1日安値の14.24倍水準まで低下してきた。200日線水準で下げ渋りを見せたほか、ボリンジャーバンドの-2σを下回ってきたことで、今後はNTショートのリバランスに伴う、NTロングの動きが意識されてきそうだ。

 手口面では、日経225先物はモルガンSが830枚、JPモルガンが770枚、クレディスイスが470枚、ゴールドマンが430枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが2200枚、ソジェンが470枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はJPモルガンが1340枚、クレディスイスが850枚、バークレイズが680枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが720枚、ソジェンが600枚、ゴールドマンが550枚程度の買い越しだった。ABNアムロ、ソジェンなどは、裁定解消に伴う動きと見られる。

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