外為サマリー:一時143円20銭台に戻す、ゴトー日に伴うドル需要を意識
15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円14銭前後と前日の午後5時時点に比べ15銭程度のドル安・円高となっている。
14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円08銭前後と前日に比べて1円50銭程度のドル安・円高で取引を終えた。東京時間に日銀が為替介入の準備のために市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」を実施したと伝わったことが影響し、一時142円55銭まで軟化した。
この日の東京市場も円安是正介入への警戒感から、為替相場はドル売り・円買いが先行。米長期金利の上昇が一服していることもあり、午前8時20分過ぎには142円79銭をつける場面があった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを加速させるとの見方が根強いほか、きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすく、午前9時50分ごろには143円20銭台に値を戻した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9976ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=142円80銭前後と同30銭程度のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円08銭前後と前日に比べて1円50銭程度のドル安・円高で取引を終えた。東京時間に日銀が為替介入の準備のために市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」を実施したと伝わったことが影響し、一時142円55銭まで軟化した。
この日の東京市場も円安是正介入への警戒感から、為替相場はドル売り・円買いが先行。米長期金利の上昇が一服していることもあり、午前8時20分過ぎには142円79銭をつける場面があった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを加速させるとの見方が根強いほか、きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすく、午前9時50分ごろには143円20銭台に値を戻した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9976ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=142円80銭前後と同30銭程度のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS